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「現在、受注活動において何が課題になっていますか？」と尋ねたら、ほとんどの工務店が“集客”と回答しました。これは、弊社が開催しているセミナー（2023-2024）での参加アンケート結果によるものです。2、3年前に比べて集客に苦戦する住宅会社が増えているようです。

その理由のひとつに、「広告費をふやしても、結果が伴わない」ことがあげられます。基本的に新規集客には、広告の数＝広告費が必要になります。ところが、広告費を増やしても比例して集客が増えないと感じられているのです。

そのため今現在は、なかなか思ったように集客できないが、それでも新規集客のためには広告費をそそぎつづけるしかない状況にあるようです。
 

そんな中で、集客コストを大幅に減らしたにもかかわらず、紹介受注率を大幅に高めることで受注件数を増やした会社があります。それが、長野県上水内郡飯綱町に本社を置く、田中建築株式会社（代表取締役：田中慎也）様です。田中建築様は、2023年5月に紹介受注の強化に取り組まれ始めました。

理由は、多くの皆様と同じ課題となる、集客が難しくなって来たことです。当時、年間16棟の受注をいただくために、月に100万円ほどの広告費をかけていたそうです。それでも集客ができていれば問題ありませんでしたが、集客がどんどん減少していくという状況で、将来への不安があったそうです。
 

田中建築様が集客の問題解決の一つとして、紹介受注の強化に取り組まれたのが約1年前になります。結果からお伝えをすると、10ヶ月を経過した時点で、受注は18棟、そのうち紹介受注数は、9棟。そして、集客コストは、月40万円程度まで下げることができたそうです。
 

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