casa project co.,ltd

今回のテーマ “これからの現場監理”

― 施主クレームや紛争事例から学ぶ ー

地域密着だからこそ、現場の質の向上、リスクヘッジは必須です

他の工務店がどのようなクレームが発生しているか?トラブルが発生しているか?その時にどんな対応をしているか…情報は持たれていますか?

以下の指摘事例の現場写真は、どこが間違っているかわかりますか?

今、業界では技術者の減少、知識不足、スキル不足が大きな課題になっています。また技術者の求人をしてもなかなかいい人が入ってこない。同時に社内の工事担当者は日々現場に追われているのが現状で、新しいことにチャレンジ、情報のインプットなどなかなかできない状態です。自社物件の建物が本当に法律的に問題ないのか、クレームの対象にならないのか不明のまま工事を進めている、そんな工務店さんが多くなってきています。

下記の項目で心当たりがある場合、ぜひ最後までご覧ください。

★経営者の方
□ 大きなクレーム、紛争が起きた時に、すぐに対処できる準備がない、手順を知らない
□ 会社として、現場の品質を向上する具体的な施策をしていない
□ 現場監督の教育制度がなく、なかなか育たない
□ 自社の現場監督、工務は最新の情報、対応策などを知っているか不明
□ 現場のクレームが起きても共有されず、改善されない
□ 他の工務店はどんなクレームが発生、トラブルが発生しているか、その対応をどうしているか知らない

★工事責任者・工事担当者の方
□ 何かあっても相談できる人がいない、正解がわからない
□ 営業は評価されるが、工事担当者は正しく評価されない
□ 毎日が同じ繰り返しで、他社の情報などがわからない

 

では、それを回避するにはどうすればよいでしょうか?

・工事責任者、工事担当者の最新の情報、知識のインプット
・迷った時に何が正解なのかを聞ける環境の整備
・他社の工事担当者との情報交換できる環境…etc

これですべて解決ではないですが、皆さんの現場の向上、リスクヘッジに貢献することは間違いないと思います。

そこで、上記を目的とした勉強と情報交換の場が必要と工務店の有志の方(愛知県シンカさん、静岡県ウイングホームさん、神奈川県タマックさん)が中心となって、エンドユーザー、ハウスメーカーなど多岐に渡りインスペクターをされている一般社団法人住まいと土地の総合相談センター代表理事である市村氏を塾長に“市村塾”を発足されました。

現在塾生を対象に定例会、現場検査、日々の相談、フォローなどの活動をしています。

カーサプロジェクトでは、この市村塾の活動をサポートしておりますが、このたび市村氏にお願いをして、より多くの加盟店さんに、現状の危機感、現場品質の向上、工事担当の方のスキルアップの必要性、実際の事例などを交えて、限られた時間ではありますが、情報共有のミーティングを開催することといたしました。今回のミーティングは、現場の話、リスクヘッジなどの内容を含みますので、代表の方、工事責任者・工事担当者の方を中心にお声かけさせていただきます。ぜひ、ご一緒にご参加ください。

<講師>
一般社団法人 住まいと土地の総合相談センター(https://e-home-inspector.com)
代表理事 市村 崇 一級建築士・ホームインスペクター
関連書籍の累計発行部数 250,000部以上(2022.6現在)

開催概要
開催日程 4/25(木)岡山
4/26(金)福岡
5/9(木)名古屋
5/20(月)東京
開催時間 受付開始:14時45分~
ミーティング:15時00分〜17時30分
懇親会(参加任意):18時00分〜
参加費 無料
懇親会費は当日徴収@5,000円程度
対象 代表者、工事責任者、工事担当